イメージコンサルタント、パーソナルスタイリスト、パーソナルカラリスト、パーソナルカラーアナリストなど、個人または企業を対象とした外見コンサルティングに関する仕事はいくつかあります。
先日知人から「パートナーがイメージコンサルタントとの対面を1回で済ませたいと言っている」という話を聞き、そのパートナーがイメージコンサルタントに対して何を求めているのか気になりました。
時間の都合であまり詳しく聞けなかったのですが、なぜ1回で済ませたいのかを聞くと、「何度も会うのが面倒。買い物はブランド店でしたいと言っている」とのこと。
私はサービスを提供する都合上、対面では2回〜3回会うシステムにしています。
なぜなら同じ「1度会う」でも、オンラインよりも直接会う方が相手の情報量を多く得られ、回を重ねるごとに円滑なコミュニケーションが取れて効率良くお互いの信頼関係を築けること、またサービスそのものをカウンセリングと合わせてセット提供しているので1度で終わらないからです。
「あなたが何を求めている(してほしい)のか?」によって、最適な相手は変わります。
イメージコンサルタントにしてもメソッドやターゲット層・得意スタイルは違うし、パーソナルスタイリストはその人自身の経歴や好みがスタイリングにかなり反映されるので、自分の好みや理想に合った提案をしてくれるスタイリストを探す必要があります。
それぞれの仕事の違いを説明すると、
イメージコンサルタント
パーソナルカラー・顔分析・骨格などのエビデンスに基づき、顧客の職業やライフスタイルに合わせて総合的観点から理想的なスタイル提案をする。社会人経験を経て転職した人や元主婦など、様々なバックグラウンドを持った人が多い。
パーソナルスタイリスト
スタイリストとしての経験や知見を生かして顧客の要望に合わせたスタイル提案をする。パーソナルカラーや顔タイプといった概念にとらわれず、経験に裏打ちされたスタイル提案を得意とするので、広告や雑誌で活躍したスタイリスト経験者が多い。最近ではスタイリスト経験はないものの、パーソナルスタイリストの資格やパーソナルカラー・顔タイプ診断などの資格を保有するパーソナルスタイリストも多い。
パーソナルカラリスト・パーソナルカラーアナリスト
その人が持つ瞳・肌・髪などの身体的な色に合わせて似合う色を診断し、その人の魅力を最大限に引き出すヘアメイクやファッションを提案する。
またイメージコンサルタントは診断や分析による総合的なエビデンス、パーソナルスタイリストは経験やセンス、パーソナルカラリスト・パーソナルカラーアナリストはパーソナルカラーに基づくエビデンスなど、それぞれアプローチに違いがあるのも特徴です。
診断や分析などのエビデンスに基づいたカウンセリングをした上で提案を希望する方
⇨『イメージコンサルタント』『パーソナルカラリスト』『パーソナルカラーアナリスト』
カウンセリングで好みや要望を伝えた上で提案を希望する方(診断や分析が不要な方)
⇨『パーソナルスタイリスト』
なお対面が不要な方は、オンラインでも対応可能なサロンを探すのもおすすめです。
オンラインでサービスを受けたい方、トライアルの方、多忙な方
⇨『オンライン』
オンラインでカウンセリングを希望する方
⇨『オンライン』
対面でカウンセリング(パーソナルカラー診断・顔分析・パーソナリティ分析)を希望する方
⇨『対面』
対面でカンセリングを受けた上でトータルブランディングを希望する方
⇨『対面』
上記から判断すると、冒頭のパートナーの方は『パーソナルスタイリスト』が適任だと思います。
1回のカウンセリングと数時間のショッピング同行で済むので、面倒な方にはイメージコンサルタントよりも手っ取り早いかもしれません。
外見コンサルティングに興味のある方・ご検討されている方は、是非ご参考ください!