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What’s Image Consultant?

起業して1ヶ月。

【イメージコンサルタント】と名乗るようになってから、「イメージコンサルタントっなんですか?」とよく聞かれます。

ということで、イメージコンサルタントとは一体何をする人なのか?について書こうと思います。

イメージコンサルタントとは、顧客の職業やライフスタイル、パーソナリティや価値観に合わせて理想のイメージを明確にした上で、そのイメージにふさわしい外見や話し方、表情・姿勢・歩き方・立ち振る舞いなどを効果的に最適なパーソナルブランディングをするプロフェッショナルのこと。

一言で言えば、顧客が理想とするイメージをビジュアル化することです。

数年前から日本の美容・ファッション業界がパーソナルカラーを取り入れたのをきっかけに、SNSやネットによる相乗効果で「#イエベ」「#ブルベ」「#パソカラ」などの愛称が一気に広まり、年代を問わずパーソナルカラーがこれまで以上に広く認知されるようになりました。

今は自分磨きの一環として「パーソナルカラリスト」などのプロに診断してもらう人もいらっしゃいますが、大半の人はネットなどの簡易診断を参考に取り入れているのが多い印象です。(※骨格診断や顔タイプ診断も同様)

日本ではイメージコンサルタントという職業がパーソナルカラーの延長線上で知られるようになりました(私もそうでした!)が、パーソナルカラーの発祥であるアメリカでは、1960年代に行われたアメリカの大統領選挙でJ・F・ケネディがニクソンに圧勝したのは、イメージコンサルタントによるパーソナルカラーを採用したイメージ戦略が成功につながる勝因だったと言われています。

これを機にアメリカの大統領選挙におけるパーソナルカラー戦略は不可欠なものとなり、その流れはイメージを大切にする企業のトップやエグゼクティブ・ハリウッドスターなどの著名人にも浸透し、そういった背景から、アメリカでイメージコンサルタントの存在は広く知られるようになりました。

イメージコンサルタントに対する日本の現状の認識は「パーソナルカラーに基づいたファッションスタイルやメイクなど、総合的な外見のアドバイスができる人」で、パーソナルスタイリストやパーソナルカラリストなどと同様に認識する人が多いです。

イメージコンサルタントは総合的な外見のアドバイスをするだけでなく、「似合う」「似合わない」などを分析した上で、顧客に合わせて最適なパーソナルブランディングをするのが仕事。

スタイリストやヘアメイクアップアーティストではないので、必ずしも最新のファッションやメイク・ヘアスタイルを提案するわけではありません。

大事なのは、「誰に対して、どんなイメージを与え、今後どのような評価を受け、どうなりたいのか」を踏まえた上で、顧客にとって理想的なイメージの方向性を見極めたイメージ戦略が提案できるかです。

ホームページのクリエイティブ、サービス内容、ターゲット層、コンセプト、得意とするコンサルティングの方向性、サービス単価も様々ですが、「理想」と「似合う」を共に叶えるという最終的なゴールはみんな同じ。

今でこそ職業として認知されつつありますが、冒頭でもお伝えした通り、【イメージコンサルタント】と名乗っても「それって何をするんですか?」と聞き返されることも多々あるので、この会話になる度に、認知度はまだまだ低いと実感します。

経営者やビジネスパーソン、政治家のセルフイメージ【経営者として、人からどう見られたいのか?】【自分の話し方や歩き方、立ち振る舞いが相手にどのような印象を与えているのか?】に対して気がまわっていない=意識の低さが、日本におけるイメージコンサルタントの認知度と多少なりとも関係しているのかもしれません。

 

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